旅行中は、非日常的な時間だからこそ普段よりもよく食べることが多く、太ってしまうことってありますよね?そこで今回は、旅行から太って帰ってきた時の4つのリセット術を紹介。体重計に乗って現実を見る・食事バランスを戻す・運動をする・良質な睡眠を取るといったリセット術をまとめました。
食べすぎたらすぐに太る?
食べ過ぎた次の日は恐る恐る体重計に乗るという方も多いと思いますが、1~2キロの体重増加であれば大丈夫です!
食べ過ぎた次の日に体重が増えているのは、食べたものが脂肪になったからではなく、ほとんどの場合体に溜まった水分が原因です。前日の食事で塩分を多くとったり、お酒を飲み過ぎたりしたことでむくんでいるのです。
特に、お酒を飲むとアルコールを分解する過程で水分が使われるため、体は脱水状態にならないように水分を溜め込みます。これがむくみの原因です。食べ過ぎが原因で「太った」わけではないので、ご安心を。
体重計に乗って現実を見よう
なんとなく太ったことはわかるけど、怖くて体重計に乗れないなんてことはあるはず。
ただ、ダイエットを始めるには現実を見ることが大切なので、まずは体重計に乗ってどれくらい太ってしまったのか確認をしましょう!
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Bluetooth通信で測定データをアプリに転送できる体重・体組成計。
厚さ約28cmの薄型なので狭いスペースにも置けて邪魔にならないデザインが魅力です◎
全身鏡で体型を
体重計で数字を確認したら、ついでに鏡で全身をダブルチェックしましょう。
数字で見ることも大切ですが、体型のバランスを実際に目視することでモチベーションも上がるかも。
食事バランスを戻してみて
食事バランスを戻すために、食事量を減らしたりするのは体に悪いのでダメ。
食べる量はそのままにして、食べる回数を増やす方法のダイエットをするのがおすすめです。
空腹ですぐにご飯を食べると、血糖値が上がってしまい太りやすい体に繋がるそう。
そのため、空腹状態でご飯を食べないよう小分けにして食事をするか、空腹の時はドライフルーツなどのヘルシーなお菓子でお腹に何か入れておくのがいいかも。
運動することも忘れずに
旅太り解消ダイエットにはもちろん運動も大切なんです。
旅行中は観光地を回ったりと動いている気がしているかもしれないけど、その分食べている可能性があるので体重が増えていることがわかったらしっかり運動をしましょう。
ダイエットのための脂肪燃焼を促してくれるのが筋トレ。
仰向けで垂直に立てた両脚を床のギリギリまで下ろす「レッグレイズ」はぽっこりお腹の引き締めが期待できるワークアウトです。
家で簡単にできる筋トレなので実践してみて。
暴飲暴食をしてしまった。そんなときは、翌日にいつもより身体を動かしましょう。食べた翌日の体重増加は、単純に飲み食いした水分などが原因です。これらが脂肪になる前に、早くカロリーを消費しましょう。
ランニングやジョギングなどでもいいのですが、さらに消費カロリーが高いなわとびや水泳、長時間行うことができる早歩き、そして自分を追い込める人はHIITトレーニングにチャレンジするのもよいでしょう。
食べたものは胃腸で消化され吸収されます。このときに余分なエネルギーはグリコーゲンという成分に変わり肝臓に貯蔵されます。ただし、この貯蔵スペースは限られていて入りきらなかった分が脂肪になるのです。
食べたものがこのように脂肪として蓄えられるまで24ー48時間かかるといわれています。つまり、食べ過ぎてから48時間以内に正しくリセットできれば、脂肪がつくことを防ぐことができるのです。
太る原因!食べ過ぎた後のNGな過ごし方
・頑張って運動をする
食べ過ぎた分のカロリーを消費しようと、食後すぐに運動しても、食べた分が消えるわけではありません。消化不良を起こしてしまうので、むしろ逆効果です。カロリーの調節を目的とするなら、その日ではなく他の日に運動をしましょう。
・食べた後すぐに眠ってしまう
食後3時間以内に睡眠をとると消化活動を妨げてしまい、脂肪が蓄積しやすくなります。とくに夕食後すぐの睡眠は絶対にNGです。胃腸が消化を続けている状態なので、眠りが浅くなってしまい睡眠の質まで下げてしまいます。
効率の良い脂肪燃焼のためにも質の良い睡眠をとることは重要です。
・次の日の食事をサラダだけにする
食べ過ぎたから少しでもヘルシーな食事にしようと、翌日の食事をサラダや果物だけで済ませてしまうのもNGです。タンパク質が不足すると筋肉が分解されてしまい、基礎代謝の低下にもつながってしまいます。肉や魚、大豆製品などからしっかりとタンパク質を摂りましょう。
・フルーツをたくさん食べてデトックス
ビタミンやミネラル、水分が豊富なフルーツは、食べ過ぎた翌日に良さそうなイメージがありますが、実は注意が必要。果糖が含まれているので、食べ過ぎはカロリーオーバーになってしまいます。食べ過ぎが翌朝の朝食に、りんご半分程度を食べるならプラスになりますが、1日中フルーツを口にするとダイエットにはマイナスに。
食べ過ぎたときこそ、適切な食事と運動を意識しよう!
いかがでしたでしょうか。食べ過ぎた後は、少しでも摂取カロリーを減らしたくて食事をサラダだけにしたり、食後すぐに激しいトレーニングをしたりしてしまいがちですが、それは逆効果ということがお分りいただけたと思います。食べ過ぎてもすぐに太ったりはしないので、焦らず適切な食事と適度な運動で正しくリセットしましょう。