保湿効果もあり、年齢を問わず人気が高まっている固形石鹸での洗顔。この記事では固形石鹸の「メリット・デメリット」「正しい使い方」「ドラッグストアで買えるおすすめの石鹸」「ニキビ対策、毛穴対策、乾燥肌対策などができる固形石鹸」などを詳しく解説していきます。
固形石鹸での洗顔は良くないの?
固形石鹸は「洗浄力が強いから顔には使わない、皮脂の多い人向け」というイメージを持っている人もいるかも。
でもそんなことはなく、最近は保湿効果の高いものもたくさんあり、年齢を問わず人気が高まっているんです!
そこで今回は、固形石鹸の「メリット・デメリット」「正しい使い方」「おすすめ石鹸」などを詳しく解説していきます◎
「石鹸で洗うと顔が突っ張るけど…」と気になっている方も多いはず。
固形石鹸での洗顔が、肌に悪い影響を与えるという心配はありません。
実は、石鹸洗顔が突っ張るのには、きちんとした理由があるんです。
洗顔後、肌が突っ張る原因は以下の4つ。
①人の肌は「弱酸性」のため、通常は肌が守られてダメージを受けにくい状態になっている
②「弱アルカリ性」の石鹸で洗顔すると、少しの間、肌が「アルカリ性」になる
③アルカリ性になることで、肌の保護力が低下する
④一時的に肌の乾燥や突っ張り感を感じやすくなる
このような理由で「固形石鹸で洗うと肌が突っ張る!」という状態に。
しかしアルカリ性に変化した肌は、少し時間をおくといつもの弱酸性肌に戻ります。
そのため「固形石鹸は肌に良くない?」という心配をする必要はないんです◎
固形石鹼と洗顔フォームの違い
原料の違い
固形石鹸は、天然由来の動物、植物油脂の「米ぬか油」「パーム油」「牛脂」「ヤシ油」などが原料なので、とてもシンプル!
一方の洗顔フォームは、肌の刺激にもなる「合成界面活性剤」などが原料に含まれていることも。
特性の違い
固形石鹸は、弱アルカリ性の特性を持っています。
人の肌は弱酸性なので、弱アルカリ性の石鹸で洗うことで汚れが中和され、スッキリ落とせるというわけ。
一方の洗顔フォームは、人の肌に近い弱酸性のものが多く、優しい洗いあがりが特徴。
よって固形石鹸と洗顔フォームを比べると、石鹸は「汚れを落とす力が若干高い」といえます。
「では洗顔フォームの方がしっとりして、いいのかな?」となりそうですが、「界面活性剤入りの洗顔フォーム」は、すすぎ方に注意が必要なんです。
界面活性剤入りの洗顔フォームは、洗い残しがあると肌荒れの原因になるので、しっかりすすぐ必要があります。
一方、固形石鹸は泡立てずに使用すると摩擦が多く発生して、肌に負担がかかってしまうことも。どんな洗浄剤を使用しても、しっかりと泡立てることが大切です。
固形石鹼で洗顔するメリット
ニキビ予防ができる
固形石鹸で洗顔をすると、ニキビ予防にも。
ニキビのできる原因は…
①過剰な皮脂が出る
②アクネ菌が増加
③皮脂が毛穴に詰まる
このような理由でニキビができてしまいます。
そのため、ニキビが気になる人は「薬用の固形石鹸」を使うのも◎。
とはいえ皮脂の落としすぎや乾燥は、ニキビの悪化を招く恐れが。自己判断でさまざまな成分が入った石鹸を使用すると、ニキビが悪化する場合もあるため、気になる方は皮膚科での治療をおすすめします。
思春期ニキビが気になる方はこちらの記事もチェック♪
古くなった角質がクリアになる
固形石鹸の弱アルカリ性は、古くてなかなか剥がれ落ちない角質をクリアにできます。
肌に古い角質がこびりついていると、ゴワつきや毛穴汚れの原因に。
石鹸で古いものがきちんと剥がれたら、新しい肌が現れ、見た目もつるつるになるんです。
余分な汚れだけ落とす
固形石鹸で洗顔すると、皮脂や汗などの弱酸性の汚れを中和して落としてくれます。
固形石鹼で洗顔するデメリット
まずは手を清潔に
洗顔前には必ず、手を洗いましょう。
手には目に見えない「汚れ」がついています。
手が汚れていると、いい泡が作れません。
さらに固形石鹸で洗う水の温度は、30~32度くらいのぬるま湯がベスト。
冷たすぎると泡立ちが悪くなりますし、温かすぎも肌への刺激に。
水温調節に注意しましょう。
肌に合わないケースも
扱いやすい固形石鹸ですが、肌に合わないケースもあります。
固形石鹸は洗う力が強めなので、アトピー肌や敏感肌の人は、細心の注意が必要。
肌の調子が悪い時は避けたほうが無難です。
肌を傷つけないように注意
固形石鹸は、適当に泡立てると「ぺしゃんこ泡」になりがち。
しっかりと泡立てたきめの細かい泡は、顔に広げやすいうえ、洗い残しが減るため、洗顔時の肌の摩擦を軽減できます。
少ない泡で洗顔すると、肌が摩擦で傷んでしまうので気をつけましょう。
入っている成分をチェック
固形石鹸は、「パッケージが可愛いから」「人気だから」という理由で選ぶと失敗するかも…。
自身の肌質と照らし合わせて、入っている成分を確認しましょう。
皮膚科監修│洗顔用固形石鹸のおすすめ
B.C.4000 感謝の手紙が1000通届く 奇跡のオリーブ洗顔石鹸
¥1,400
最高級オリーブオイルが使われた「無添加オリーブ石鹸」は、皮膚科や薬局、病院でも販売されている安心感のある一品。
肌の弱い友人のために作ったのが始まりの洗顔石鹸で、天然成分100%。
余計なものは入っていません。
病院などに置かれているだけあり、敏感肌はもちろん、ストレスや季節の変わり目などの肌荒れにもオススメ。
口コミも「うるおい力がスゴイのに、汚れはきちんと落ちる」「小さな子どもと一緒に安心して使える」と高評価。
乾燥や敏感が気になる人の、心強い洗顔アイテムとなりそう。
乾燥肌対策│洗顔用固形石鹸のおすすめ
素あわ 石鹸
¥1,200
こちらの「素 あわ」は、乾燥肌や敏感肌に最適な固形石鹸。
この石鹸がオススメな人は……
● 繰り返しかさつき、肌荒れがおこる
● いつも乾燥している
● 外気すらヒリヒリ感じる
いつも肌が敏感気味な人にピッタリ。
クッション性の高い泡と高い保湿効果で、なめらか肌へと導いてくれます。
ニキビ対策│洗顔用固形石鹸のおすすめ
明色化粧品 美顔薬用石鹸
¥374
ニキビ肌さんには、美顔石鹸がオススメ。
美顔石鹸の明色化粧品は、なんと「130年ものロングセラー化粧品」なんです。
美顔石鹸がオススメな人は……
● 何度もニキビができる
● 毛穴の黒ずみが気になる
● テカリも気になる
このような肌質の方にピッタリ!
ニキビの原因である「アクネ菌」の増殖を抑えて、ニキビができにくい肌に導きます。
固形洗顔石鹸はメリットがいっぱい
今回は固形石鹸の「メリット・デメリット」「正しい使い方」「おすすめ石鹸」のご紹介をしました。
固形石鹸での洗顔は、肌に悪い影響がほとんどなく、むしろメリットがたくさんです。
自分の肌質に合う石鹸選びや正しい洗顔方法を取り入れて、うるおいもち肌を手に入れてくださいね。